初めての妊娠。

「自然なお産がいいけど、痛いのは怖い。普通分娩もなんだか不安。」

そんな気持ちから“何か良い方法はないかな”と検索して出会ったのが、ヒプノバーシングでした。

 

初めて聞く出産法に半信半疑のまま講師の元を訪ねると、

「本来、お産は穏やかなものなんですよ」と言われ、

これまで抱いていた“痛くて怖い”というイメージが大きく揺らぎました。

 

そこから学び、呼吸法やイメージ、リラックス法を練習するうちに、不安だったお産への印象がどんどん変化。妊娠期間も心穏やかに過ごせ、出産が楽しみになっていきました。

 

そして迎えた第一子の出産。病院での出産はとても穏やかで、

私が落ち着いていたため助産師さんも進行に気づかないほど。内診の頃には子宮口全開、3時間で赤ちゃんが誕生しました。

 

「上手なお産でしたね」と言われたその日、胸に抱いた我が子に「会いたかったよ」と声をかけた瞬間を、今でもはっきり覚えています。

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何があっても大丈夫という心構えで臨めたことが、安心と自信につながりました。

 

「もっと多くの人にこの経験を伝えたい。ヒプノバーシングが広まってほしい。」

その思いから2022年、ヒプノバーシングエデュケーターの資格を取得。クラスでお産の映像を見るたびに、もう一度妊娠・出産を経験したいという気持ちが湧いてきました。

 

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そして9年後、第2子を40歳で妊娠。

今度は、自分の中に明確なビジョンがありました。

 

家族で迎える出産。

赤ちゃんを自分で受けとめるお産。

安心できる、自分らしい場所で産みたい。

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その思いを叶えるため、2回目はホームバースを選択。

波（陣痛）中は体の声に耳を傾け、ただただ本能のままに過ごすことができ、

赤ちゃんが自ら回り降りてくるのを感じた瞬間は、まさに生命の神秘そのものでした。

 

助産師さんや家族の温かなサポートに支えられ、言葉にできない感動と感謝に包まれた出産でした。

 

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ヒプノバーシングを通じて、私は2回とも「私らしいお産」を体験することができました。

出産が「痛い・怖い」だけのものだったら、こんなふうに自分の願いを大切にする余裕はなかったと思います。

 

もっと多くの人に、ポジティブな出産のイメージを届けたい。

出産が、自分らしい人生につながるような体験になるように。

そのお手伝いができれば幸せです。

 

お会いできる日を、心より楽しみにしております。

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ヒプノバーシングエデュケーター

KEITO